春日塾の小学生コースでは、教育開発出版の「eトレ」を使っています。
eトレは、全国8,000教室の導入実績があり、北海道の大手個別指導塾でも採用されている学習システムです。
ただし、春日塾がeトレを使う大きな理由は、単に多くの塾で使われているからではありません。
eトレは紙のプリントを使って学習する教材ですが、いわば、小1~小6までの各学年・各教科の教材が、一冊に綴じられていない巨大な教材だからです。
例えば、小6でも割合が弱ければ小5まで戻る。
計算は十分できていれば、その部分は短くして文章題を増やす。
図形だけ前の学年までさかのぼる。
得意な単元は先へ進む。
一冊のテキストを全員が同じ順番で進めるのではなく、学年・教科・単元ごとに、その子に必要なページを選ぶことができます。
春日塾では、その子専用の教材を組み立てるようにeトレを使っています。
その上で、eトレに用意されている「ラーニング」「ステップ」「リトライ」「チェック」「チャレンジ」などを使い、説明・演習・確認を組み合わせながら学習を進めます。
この記事では、特に小学生コースでどのように活用しているかをご紹介します。
ラーニングで、まず内容を確認します
eトレには「ラーニング」という解説プリントがあります。
ラーニングでは、その単元で覚えること、考え方や解き方の流れ、例題などが、紙面上で整理されています。
問題に入る前に、まず内容をしっかりと確認してから演習に進めるのが特徴です。
例えば、算数で計算を速く正確にできる子がいます。
でも、文章題になると式が立てられない。
割合や速さになると、何を聞かれているのか分からなくなる。
単位が変わると手が止まる。
この場合、ただ問題数を増やすだけでは、なかなか改善しません。
まずは、考え方をしっかりと確認する。
例を見て、解き方の流れをつかむ。
そのうえで、実際に自分で解いてみる。
春日塾では、この流れを作るためにラーニングを使っています。
ステップで基本を練習します
ラーニングで内容を確認したあとは、「ステップ」で基本問題に取り組みます。
ステップは、単元を小さく分けた練習問題です。
一気に難しい問題へ進むのではなく、基本を一つずつ確認しながら進めます。
ここで大事なのは、ただ丸がつけばよいということではありません。
問題文を読んでいるか。
途中式を書いているか。
同じ間違いをしていないか。
答えだけを写して終わっていないか。
直し方が雑になっていないか。
こうしたところを見ながら進めます。
小学生のうちは、勉強の内容そのものだけでなく、問題への向き合い方も大切です。
中学校に入ると、問題文は長くなり、覚えることも増えます。
その前に、基本問題にきちんと向き合う練習をしておく必要があります。
間違いが多ければ、リトライでやり直します
ステップで間違いが多かった場合は、「リトライ」に進みます。
リトライは、同じ単元のやり直し用の類題です。
数字や聞かれ方を変えた問題に、もう一度取り組みます。
ここが大事です。
間違えた問題の答えを赤で書いて終わり。
これでは、できるようになったとは言えません。
本当にできるようになったかどうかは、似た問題をもう一度解いたときに分かります。
数字が変わっても解けるか。
聞かれ方が少し変わっても分かるか。
さっきと同じ考え方を使えるか。
リトライでは、そこを確認できます。
春日塾では、間違いが多いまま次へ進めるのではなく、必要に応じてリトライでやり直します。
できなかったところをそのままにしないためです。
チェックで単元のまとめをします
基本練習をしたあとは、「チェック」で単元の確認をします。
チェックは、その単元のまとめとなる確認テストです。
ラーニングやステップで扱った内容を、きちんと使えるかを見ます。
勉強は、説明を読んだだけでも、基本問題を1回解いただけでも、まだ安心できません。
少し時間がたっても覚えているか。
単元全体として理解できているか。
混ざった形で出されても解けるか。
そこまで見て、ようやく「少し身についた」と言えます。
チェックで間違いが多ければ、もう一度確認します。
必要なら、前のプリントに戻ることもあります。
春日塾では、先に進むことだけを目的にしていません。
中学校に入ってから使える力にするために、戻るべきところは戻ります。
基本が固まった子は、ハイレベルな問題にも挑戦できます
eトレには、応用問題に取り組む「チャレンジ」もあります。
基本が固まった子は、チャレンジで難しい問題にも取り組めます。
もちろん、全員が最初からチャレンジまで進むわけではありません。
まず基本を固める子。
前の学年に戻る子。
今の単元をしっかり練習する子。
余裕があるので応用まで進む子。
それぞれの状況に合わせて使い分けます。
全員に同じ教材を同じ順番で進めるのではなく、一人ひとりの状況を見ながら進めます。
5教科の中から、必要な学習を組み合わせます
小学生のうちは、計算ができると「勉強ができる」と見えやすいです。
もちろん、計算力は大事です。
計算ができないと、中学数学でかなり苦労します。
ただ、計算だけできれば大丈夫かというと、そうではありません。
文章題になると式が立てられない。
割合や速さの意味があいまい。
単位が変わると分からなくなる。
問題文を最後まで読まない。
英語のアルファベットや単語があいまい。
国語の文章を読むのに時間がかかる。
理科・社会の言葉に慣れていない。
こうした状態のまま中学校に入ると、最初はなんとなくついていけても、途中から苦しくなります。
春日塾では5教科に対応し、その子の状況に応じて教科ごとの学習量も変えます。
算数を多めにする時期もあれば、英語や国語を増やすこともあります。理科・社会を組み合わせることもあります。
5教科を均等に進めるのではなく、その時に必要な学習を組み合わせます。
中学生コースの個別演習でも使っています
eトレは、小学生コースだけで使っている教材ではありません。
春日塾では、中学生コースの個別演習でもeトレを使っています。
中学生コースでは、英語・数学の少人数授業で学んだ内容の復習や、国語・理科・社会の演習、定期テスト前の確認などにも活用しています。
小学生コースでeトレを使うのは、その中学生コースにつながる準備でもあります。
プリントを渡して終わりにはしません
eトレは便利な教材です。
ただし、教材がよければ自動的に伸びるわけではありません。
大事なのは、次のような判断です。
どのプリントを使うか。
どこまで戻るか。
どこでやり直すか。
どこで次へ進めるか。
どこで声をかけるか。
ここを見ないままプリントだけ進めても、勉強した気になって終わることがあります。
春日塾では、学習中に教室を巡回しながら、子どもの様子を見ます。
手が止まっていないか。
同じ間違いをくり返していないか。
問題文を読まずに解いていないか。
丸つけを雑にしていないか。
直し方が分からないまま、なんとなく赤で答えを書いて終わっていないか。
こういうところを確認します。
そのうえで、もう一度練習するか、ラーニングに戻るか、チェックに進むか、別の単元へ移るかを判断します。
春日塾の小学生コースは、中学につながる土台をつくるコースです
春日塾の小学生コースは、ただプリントをたくさん解くためのコースではありません。
小学生のうちから、中学校での学習につながる土台を整えるためのコースです。
eトレの良さは、プリントだからたくさん解けることだけではありません。
小1~小6の各学年・各教科から、その子に必要な内容を選び、戻る・飛ばす・追加することができます。
その上で、ラーニング、ステップ、リトライ、チェックなどを使いながら、理解と演習を積み重ねます。
「何を勉強するか」まで一人ひとり変えられる。
これが春日塾でeトレを使う大きな理由です。
小学生コースの無料体験も受け付けています。
実際にeトレに取り組む様子を見ながら、今のお子さまがどこでつまずいているのか、中学校に入る前に何を整えておくとよいかを確認していきます。

